【色のこと】アナログ原稿をデジタル化することの難しさ
アナログ原稿をデジタル化する際、「色の再現性」は大きな課題です。
印刷所にアナログ原稿を入稿したとき、「どうしてこんな色なの??」と思う人は少なくないだろうなと、DTPオペレーターの立場で推察しています。
今回は「アナログ原稿をデジタル化する」ことの難しさを超簡単にお見せします。
↓ こちらの絵具。そのままスキャンしてみます。
はい! こうなります!!!
機械によりますが、まったく認識できない色すらあるんです。(これは家のスキャナーでEPSON EP-808ABというやつです)
アナログ原稿を取り込む時、スキャナーかカメラ、原稿の性質によって使い分けます。スキャナーは大きな原稿だと分割取り込みになることもあるし、カメラだと歪みは絶対にでるので補正が必要です。
一長一短なのです。
だから「アナログ原稿をデジタル化する」ときに色が違っても怒らないで、やさしくチェックしてくださいね。