ブリーフは純白

ブリーフをかぶった変態の独り言。インデザインや組版、デザインとか色とか、そういう界隈のこと。

【イベントのこと】無名であくまで趣味で創作活動している社会人がドマイナージャンルの企画展を思いつきでやってみた【ワークショップ準備】

はじめて個展開催した個展の一連の流れを記事のまとめです。

 

展示会で開催したワークショップの準備について書いていきます。

図版

砂絵のワークショップをするにあたり、図版を作りました。

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図版はこのような線画で、当日体験者にトレースから切り込み作業、砂によるカラーリングまですべての工程を体験してもらおうと思いました。

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これはサイトに公開したワークショップの図版です。全部で6種類。ボードのサイズによって体験料を決めています。

もちろん、オリジナルの絵を作りたい方にも対応するつもりで、図版は目安で、体験者が自由に砂絵を作れる空間を目指しました。

ワークショップをしていると、フラッと立ち寄った方がやってみたいと当日参加するということはよくあることで、そういうときは大抵、作っている人を見て、ある程度の工程を把握してたりしますし、自分で思い描くものをこの技法でやってみたいと思うこともあります。

私の実体験ですが、ワークショップに当日参加したとき、好きな絵を描こうとしたら決められた図版だけでお願いしますと言われて、色まで決まっていて、「私は赤系より青系でやりたいからこっち使っていいですか」って聞いたらすごく不愉快そうにされてことがありました。

その体験を反面教師に、みんなが楽しいワークショップを目指しました。

メイキング

砂絵の作り方を動画にして公開サイトで紹介しました。

ぺんぎんメイキング | ガチ砂絵展

  • 前もって全体の流れを見ておいてもらう。
  • 当日、動画を紹介して目で実際の作業を見てイメージしてもらう 

以上のことを狙ってメイキング動画を制作しました。

さらに、すべての砂絵図版に作り方のシートを作って体験者に渡しました。

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「つきのすなえ」の右上のQRコードはメイキング動画につながります。

ワークショップとりたくないでやってみたけど、開催者とコミュニケーションとりたくない」「自分で解決できることは自分で解決したい」という方のための用意でもあります。

道具の用意

砂絵で必要な道具は

  • 筆記具(シャーペン・消しゴム類)
  • カッター
  • 鉛筆(図版トレース用)
  • 定規(必要なら)

くらいです。

予約をくださった方にはあらかじめMy道具の準備をお願いしましたが、持っていなければ用意はある旨を伝えました。

大体のものはDAISOで買いそろえることができました。

予約

事前予約はホームページで受け付けることにしましたが、ここで問題が・・・。

私の不手際で予約が入ってこない!!

恥ずかしくて穴があったら入りたい、ダンゴムシになって葉っぱの陰に隠れたい・・・。

しかも1か月くらい気づきませんでした。

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 本当に申し訳ないので、もう絶対にこのようなことが起きないようにしたいと思いました。

最終的に事前予約は11名様、実際には当日参加を含め約40名の方に砂絵を体験いただきました。予約と当日参加は1:3という割合だったのです。

 

2日半の会期で予想以上の方に参加してもらえました。ワークショップについてはこんな感じです。

次は宣伝について書いていこうと思います。むしろここはかなり重要だと思います。よければお付き合いください。