ブリーフは純白

ブリーフをかぶった変態の独り言。インデザインや組版、デザインとか色とか、そういう界隈のこと。

【イベントのこと】無名であくまで趣味で創作活動している社会人がドマイナージャンルの企画展を思いつきでやってみた【概要】

はじめて個展開催した個展の一連の流れを記事のまとめです。

 

 

2019年8月23日~25日に土浦市民ギャラリーで砂絵の個展をしました。

正確に言うと個展ではありません。ざっくり言うと、「イベント」です。

【 個 展 】ってハードルが高いと思います。私は芸術を学んでいません。作品も「芸術」というほど格式高くないし、研ぎ澄まされた信念も技術もないです。

作るのが好き、という気持ちで作り続けている一般社会人が、作品を表に出す機会がもっとあってもいい。ブースを借りるのではなく、自分の空間を作って作品を見てもらいたい。

「創作」や「ハンドメイド」が身近にお手軽にできるようになった今どき、そういった思いを持っている方が他にもいるのではないでしょうか?

作ることはお手軽なのに、発表となると、まだハードルが高いですよね…。

そんな方の参考になればと思い、この記事にその過程と結果をまとめます。バリバリに金の話をしますし、具体的な客足も書きます。そこが一番気になるとこですよね!

また、あまり知られていませんが「土浦市民ギャラリー」がコスパ最高だったので代わりに宣伝します。

どんな企画展をしたか 

  • 砂絵の原画を壁面に展示(フレームはダイソー
  • 砂絵の原画(大小)の販売
  • 砂絵のワークショップ
  • 友人作家のアクセサリー販売

どんな人間がやったか 

  • 職業DTPオペレーター
  • 趣味で絵を描く(ただのオタク女)
  • デザインフェスタに年一で参戦
  • 芸術歴ゼロ
  • ツイッターのフォロワー60人・Pixivのフォロワー130人・ミンネのフォロワー230人
  • メイン砂絵でアクリル・デジ絵・水彩・色鉛筆など雑多に手を出してる

どんな会場でやったか

  • 茨城県土浦市市営「土浦市民ギャラリー」
  • JR常磐線土浦駅徒歩1分
  • 7m四方
  • 1日レンタル料5,000円(販売なしのときは市民2,500円、市外3,700円)
  • 駐車場1台分無料
  • ウォールライト・スポットライト・展示台・虫ピン・テーブル・椅子など備品無料

どんな広報活動をしたか

  • リ―フレット1000枚をばら撒く(費用8,000円印刷ポイントで相殺)
  • ツイッターやってみた
  • ホームページを作ってみた

結局のところ客足は?

  • 初日(午後半日)来場者50人・ワークショップ12人
  • なか日(終日)来場者116人・ワークショップ10人
  • 最終日(15:30まで)来場者103人・ワークショップ12人

 結局出費はどれくらいでバックはあった?

  • 会場費15,000円
  • フレーム入れ用資材など7,000円
  • その他なんやかんや雑費15,000円
  • 販売合計37,000円
  • 友人作家販売合計12,000円

 概要はこんな感じです。

もしこれを読んでいるあなたが個展やイベントで生計を立てたいのなら、まったく参考にならないと思います。

作ることが好きで、趣味の域をはみ出してきたけど、作品を発表する場が見つからない。儲けはでなくていい、むしろ赤字でもいい、でもすっごい予算はかけられない、ただ少しのバックがあったら嬉しい、それで次の材料買うわ。という方で、茨城県内、もしくは近辺に住んでる方はかなり参考になると思います。

なまじ都内へのアクセスがいいから注目しなかったけど、県内でも十分にできることが分かりました。だって「都内で個展」って響きだけでハードル爆上がりです。

 てなわけで書き始めましたが、なんだか長くなりそうなので分割して書いていきます。

今日はここまで。続きは気が向いたら書きます。お手製の展示用品の写真とか作り方も紹介したいな…。

 

一旦、ここまで読んでくださりありがとうございました。