【組版について】人名に限定してルビの振り方について考える。
名前の読み仮名を振るのはとても特殊で、その振り方が状況によってたくさんパターン分けされると思う。
漢字の読み仮名を振るのとは一線を画してると思う。
そういった場合で、どう、するか、といったらば、読みが親文字より長いときの処理を、どう、設定するか、でパターンがいくつかあると思う。
だいたいそんなときは文章内で出てくるから、前後に文字があって、①親文字の文字間をあけたり、②親文字の前後の文字間をあけたり、③ルビを文字かけ(親文字の前後の文字の上にも入るようにする)をしたり、かな?(※)
ただ、名前ね…。
姓+名で構成されていて、「山田太郎」とか「山田 太郎」とか、姓名で一個のモノなんだけれども、その中には大きな境界がある。
文章内で出てくればなんてことはない。※と同様、いくらでも処理しようがあると思う。
じゃあ、何がひっかかってるかって、名前の出現が文章内だけじゃないってことさ。
例えば、
【組版について】人名に限定してルビの振り方について考える。(タイトル)
山田 太郎(名前)(●)
↑みたいな、ね。
あるよね、よく。単品で出てくるやつ。
山田太郎なら、いいんだよ?
「種類・グループルビ、揃え・1-2-1ルール」で大体のモノは問題ないと思うよ?
橘さんは大変だよ。「たちばな」さんは!
そうだよ、読みが超長ぇ! っていうのが大変なんだよ。
今は凝った名前多いから、
こんなん大変だよ。
文頭ははみ出ないけど、文末ははみ出るっていうのもなんでそこそうしたん、って思うし。
どうすれば綺麗に? しっくりできるかな。
姓は姓、名は名の中で中央にくるようにするとか…?
名前の字取をどうするかにもよるけどさ。
あとは、「姓名」として読み仮名を振るとか。(★)
5字取のとき↓
4字取のとき↓
まぁ、最終的にはお客さんの好みによるかな。
だいたいいつもこの結論。