【組版のこと】漢数字と算用数字の使い分けって難しい。
漢数字を使うときすっごい悩む。
10を十にするか一〇にするか悩む。
西暦とかは二〇一四年とか、一九八七年とかしかない気がするんだけど。『千九百八十七年』とか、ぱっと見、は? ってなると思う。
大きい数字とかは「、」入れてさ、「お客さんが一、五〇〇人来ました」とかだとさ、1500って分かるけどさ、「二、三〇〇人」とかだとさ、「2300」なのか「200とか300」って意味なのか分からくなるんだ。
かといって、部分的に十と一〇を混在させるのもなんか気持ちよくない気がするけど、やっぱり読みやすさを考慮してこその組版なんじゃないかとも思うわけで…。
↑算用数字でいいじゃん、とも思うし。
↑ホント、こういう大きい単位で数字が出なきゃなんでもいいような気がしてくる。
↑でもこうなると、親父が死んで12年経ってんのか、1年か2年そこそこなのか分からなくて、「女手ひとつ」の苦労感が大げさに聞こえるっていうか。
最終的には著者の好みじゃね?
赤い文字で書かれた指示は神様のお告げだからね。
たまに反旗を翻すけどね。背信行為も厭わないけどね。
まあ、無理に統一しないで、その数字が何を示しているものかによって十でも一〇でも使い分けていってもいいと思う。