【表のこと】Wordで外を太い線で囲む表がページを跨いだ時、区切れの線が細くなるのはどうしてですか?(+ヘッダについても)
昨日の記事でインデザインでページを跨ぐ表を太線で囲みたいときはフッタ行を設定するということを書きました。
今日は、「じゃあ、Wordは?」ということを書いていきます。
なぜなら、こういうデータ ↓ をよく見かけるからです。
ただ、 太い線で囲みたいんじゃないかな・・・?と思うんですが、Wordではこうする方が面倒くさいので、あえてそうしているとしか思えません。
表の全体を選んで ↓ のように設定すれば・・・
勝手に ↓ こうなります。
ページの境の線を中のケイ線と同じにしようとすると、表の一部のセルを選択して個別に設定するか、「罫線を引く」で一本ずつ書いていくしかないのです。
ついでにヘッダ行の設定について
ついでなので、ヘッダ行をページを跨いでも入れたいときのことを書いておきます。
私はヘッダ行をテキストボックスに入れて上から置いているデータや、ページのヘッダーに置いているデータを見たことがあります。
でも本当はワンタッチでできます。
行を選択して、「タイトル行を繰り返し」をクリックするだけです。
やりたいけど、分からないときは検索してみてください。一発でヒットしますから。
【追加修正のこと】番号がついているときの振り直しについて
参考文献とか、番号が振ってあるものに追加が入ったりすることありますよね。
インデザインの箇条書きで番号を振ってあればいいのですが、一桁数字は全角幅など、箇条書きの番号振りが使えないこともあります。そんなときどうやって修正しますか?
大体は、手で地道にやる・スクリプトを作る、などでしょうか?
表にしちゃえYO
番号振ってるものって大体タブ飛ばしじゃないですか。
なら、表にしましょう!
追加するところに行を増やします。
追加した部分のしたからの番号の列を選択してコピー。
追加した行の番号からペーストして流す。
最後だけ番号が足りなくなるので番号を付ける。
表をテキストに変換する。
おわり。
スクリプトを作るより簡単にできると思いますし、こういうのを一個一個手で直しているのを見たことがあって、
って思ったので書いてみました。
【表のこと】インデザインの表で中と外のケイ線が違う場合、ページを跨ぐと外の線設定で囲めなくなるときの対処
表を太い線で囲みたいとき、ページを跨ぐと囲めなくなりますよね。
こんな風になっちゃうときのなんとか仕方です。
まず、最終行に1行増やしてフッタ行に設定します。
増えた行の上の線以外すべての線を0にします。
さらに行高を指定値で1.058mm(3pt)にします。
もし入るなら版面の一番下まで入れたい場合は、テキストフレームを少し伸ばせばOKです。
↓
こんな感じですね。
【記事のまとめ】ブリーフは純白の記事をカテゴリごとにまとめた。
ブログ内の記事をカテゴリごとにまとめてみました。
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【手作業のこと】本棚と紙棚を木材で作る。
マンガと在庫紙が溢れてきたので棚を自作しました。
この縦に細いスペースと、
この横に頬いスペースに棚が欲しいです。
丁度良い大きさの棚ってないんですよね。
設計図
こんな感じかな。
本と紙は意外と重いので、板厚は15mmにして考えました。
イラレでこれを展開するのが意外と楽なんですよね。
ここから重要なのが、板をどう切るか・・・。
お買い物
ホームセンターに行って前もって板の大きさを知らべておくとよいですね。
ネットでも買えるけど、お高級なので無理でした。
材質の選択として、MDF、シナ、ゴム、ラワンなどの合板が上がります。
赤松とかヒノキは高いので無理です。
私はラワンランバーというものを選んでみました。一番安かったからです。
1820mm×910mm:3000円くらい
600mm×450mm:800円くらい
全部で11000円くらいです。
でもオーダーメイドするより絶対安いし、ちょうどいい大きさの棚なんてどこにもないんだもん。
カットは1回50円でした。同じ大きさであれば重ねてカットなので、その辺をうまくやってカット回数を減らすのも手です。
また、カットにはカッターの刃の分余裕をもって計画した方がいいです。
木材は大きい板の方が割安です。例えば1820mm×910mmの板は3000円でしたが、半分の大きさの900mm×900mmは1900円くらいで2枚買うと3800円くらいになります。今回一番多くて12カットなので、+600円。カット代を含めても大きい板の方が安いんです。
さらに、防腐・防カビのために塗料が必要です。
ペンキって高いんです。1Lで2000円くらいします。今回、家に残ったペンキがあるので、それも使うんですが、足りないだろうなと、塗料コーナーをウロウロ・・・。絵描きの性か、こういうところはテンション上がっちゃいますよね。カラフルにしたいとかバイカラーでもいいなとか、費用のかかることばかり考えてしまいます。クローゼットの中の棚にそんな要素必要ないのに・・・。
それで使ったことのない塗料を興味本位で買ってしまうんですよね。
あと、釘がなければ買った方がいいです。木の厚さの3~4倍を目安にとネットで見ましたが、家に25mmの釘が大量にあるので「ま、いっか」と思って買いませんでした。
ついでに紙やすり(1枚30円くらい、中粗くらいの目で大丈夫です)もあると便利です。カットの時に木の繊維が逆立つので削った方がいいです。これに引っ掛けて皮膚が剥けるとすっごく痛いです。お風呂につけられないくらい痛いです。
それから、木工用ボンドとカナヅチと塗料を塗るときのハケくらいですね。これは家にあるから私は買いませんでした。
組み立て作業
家に帰ったらまず木を並べてサイズがちゃんと合ってるか確認しましょう。職人ではないので、あっちゃっちゃなことになっているかもしれません。私はカットをお願いするときによく間違えます。
木に棚板を配置する線を引きます。
↑ほら、これに引っ掛けるんですよ。憎たらしいこと・・・!
釘を打つ前にボンドを付けておきます。
さっき引いた線は↓のような感じなって、釘を打つ目安になります。
職人じゃないから感覚で釘を打てないけど、打って打って打ちまくって、ペンキで塗って完成までこぎつけます!
完成
途中在庫のペンキがなくなったので、興味本位で買った塗料も併用して、むしろいい具合に完成できました。
【インデザインのこと】目次とか文字量の多い表紙はインデザインで組むと楽。
大体の人はイラレで表紙を作ると思います。インデザインで表紙を作るのは少数派ですよね。しかもインデザインを使う人の多くはスプレッドを3枚並べてサイズを変える(背だけ細~いページになる)といった使い方で、私のように表を使う人はさらに少数になると思います。
今日は、その少数派な表紙の作り方を書いていきます。
イラレで表紙を作りたくない理由
シンプルに一番大きな理由は、背幅の変更が面倒くさい。
さらに、目次とか入ってると文字組みがすんなりいかない。
それから、巻号・発行年月日が表1-4、表2-3に入っていると同じ情報を何か所も入力しなおすのがなんかヤダ。
これらの作業上のもにょっとする部分がインデザインですべて解決します。
インデザインでの表紙作成
私は表で作っています。目次などが入っているときは段落スタイルの使い勝手がいいインデザインは重宝しています。
表でトンボを作成する
今回はA4縦(W210×H297)で左綴じの冊子を想定して作っていきます。
ドキュメントサイズは表紙サイズ+トンボサイズ、それと幅方向に背幅分足したものになりますので、
高さ:297mm+26mm=323mm
幅:210mm×2+26mm+20mm(背幅より大きい数値)=466mm
のようになります。背幅より大きい数値にする理由はあとで書きます。
ドキュメントサイズいっぱいのテキストフレームを作って6行8列の表を入れます。
線はすべてレジストレーションにしてから、0mmにします。
セル内の余白は0mmに、行高は指定値にします。
今回は背幅5mmってことにして、列幅左から、10-3-210-2.5-2.5-210-3-10、行高上から、10-3-148.5-148.5-3-10、になります。
表はテキストフレームに対して左右センターにします。
一番端の行と列の中の線を0.1mmにします。
トンボって普通は↓こんな風になってるんですけど、
↓のように角があくようにします。
表1を作る
表1になる部分のセルを結合します。塗り足しがある場合は裁ち落とし幅になる部分も結合します。
巻号など書誌情報と目次などはA4サイズ+裁ち落とし分のW213mm×H303mmの枠の中に入れます。
これを表の中にコピペします。
同様に表4と表3に奥付も入れます。
背幅もこんな感じで作って背の部分にコピペすればOKです。
テキスト変数で書誌情報を一括変更
書誌情報をテキスト変数にしておけば漏れなく変更できます。
目次も相互参照しておけば変更に強いデータになりますよ。
背幅の変更
背幅の変更は背幅部分の列幅を変更するだけです。
イラレのように、トンボをうまいこと選択する必要は全くありません。ワンタッチ!
塗りがあるときは塗りオブジェクトもセンターを中心に幅を変更すればOKです。
ドキュメントサイズの横幅を背幅より大きい値にするのはこういった変更を想定しているからです。
表紙は用紙のセンターに置いておきさえすれば、面付で不都合は起きませんので、横幅が大きいドキュメントの左右センターに配置すればよいのです。
むしろ、よくわからないサイズのアートボードのよくわからない位置にある表紙データは迷惑極まりないです。他には、背幅を変更する際に置き去りにされたオブジェクトや、トンボの位置がおかしなことになっていたり、背幅トンボだけ移動して規格サイズになってないとか・・・。
おっとっと・・・。心の声が駄々洩れに・・・。
まとめ
この作り方が好きじゃないと言われたこともありますが、文字ベースの表紙は絶対的に有利だと思っています。自信あります。というか文字がなくても、表1・背・表4が独立したデザインであればすべてこの作り方でやっています。
なにより背幅の変更がこれ以上になく簡単ですし、相互参照が使えるし、イラレのよくわからない文字組み設定をいじるより簡単に体裁の整った文字組み設定が使えるんです。
イレギュラーかもしれませんが、このような表紙作成をしてみませんか?
【補正のこと】CS4で紙色を飛ばす
CCにはレイヤー効果で「除算」があるので、紙色をスポイトで参照し、新規レイヤーを塗りつぶして「除算」にすると、紙色が飛びます。
この方法で色かぶりや、「なんか暗い」「どことなくくすんでる」ときなど、簡単に色味の補正ができるようになりました。
しかし、私の自宅のAdobeはCS4なんです。
CS4の人間がどうやって補正をショートカットしているか晒したいと思います。
クリームの紙に書いてしまったお絵かき
右側を白く塗ると分かりますね。クリーム色の紙に書いちゃったお絵かきです。
紙色をスポイトで参照
紙色をスポイトで参照して塗りつぶしレイヤーを作り、レイヤー効果を「差の絶対値」にします。(比較するために右半分だけやります。)
レイヤーを統合
「イメージ」-「色調補正」-「諧調の反転」
するとこんな感じに。
この操作がCCではレイヤー効果を「除算」にするだけ。
なんて簡単チックなんでしょう・・・。個人でAdobe契約するか悩みます・・・。
年間7万かぁ…。